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地球オルガンとは

普段気にもとめないような、様々な「音」との対峙。
虫が逃げて行く時に出る足音、羽音を収録。
植物達のメッセージを測る。
特定の周波数に反応する動物たち。
川に岩を並べて水がバシャバシャあたる。
風の通り道に置いた笛が震える。
人間の可聴域以外で起こっているらしい事。
こちらが鳴らすと、反応、響き合い、反発、
ジェラシー、拒否、歓迎、同調などで応えてくれる
サウンドシステムを模索、実験、研究。
その「共鳴」そのものを奏でる楽器
「地球オルガン」を目指して。

サキタハヂメ artist,musician

「 共鳴 」
Resonance

「世界中にいつもどこにでもあるのに、普段聴こえてこないようなサウンドたちを中心に集め、それをネットワークで繋ぎ、地球まるごと一つの楽器にしよう」というプロジェクトです。
 
This is a project that aims to collect sounds that are always around us but are not usually heard, connect them through a network, and create a whole new instrument resonating with the Earth.


ずっと音楽を作ってきて、僕が弾いたり、仲間に弾いてもらったり当たり前だけど人間が何とかしてきて。素晴らしい事なんだけど、もっと人以外の様々な地球のエネルギーでも奏でられるよな、と思うようになってきた。その辺りにももっと「共鳴」の形がある気がして。

Sound Menu

森の
パイプオルガン

「森がパイプオルガンのように鳴り出したら」という妄想から制作したサウンドインスタレーション。

菌琴虫菌

虫や菌、微細な動きも音を奏でている。
醤油や酒。人智を超えたパワーを持つ「発酵」。そのエネルギーが発散される時の発酵の音に耳を傾けて。

水脈地脈

水脈や心電図もなど、“地球の脈”との共奏。

キツツキマシーン

日本中が戦々恐々。桜や梅の木々を食い荒らす外来のカミキリムシ。そんな奴らに立ち向かうは、
「キツツキマシーン」。

切り株
インターフェース

普段気づかない地下の水脈。木の切り株にマイクをつけ、聴いてみるとジャブジャブと流れる音に地球の脈を感じます。

音懐石

食が生まれる時に立ち上る繊細な音たちの物語。

Our Pulse Beat

心電図など、自分ではコントロール出来ない、思惑のない、人間のビートとの共奏を。

炎音

「カヤ場」の山焼きなど、炎の熱と音が新しい芽吹きを整えるのです。